最後はコラム編!
勝つために知っておきたい必勝コラムを紹介するよ!
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3連単配当が990円までの『3桁配当』比率が高い(よく出る)場は、 インの強い場とほぼ重なっている。ベスト3は①徳山、②大村、③芦屋で、上位は徳山から西の場が占めている。徳山ではなんと26.3%を占めている。
逆に3桁配当比率が低い(あまり出ない)場のベスト3は①江戸川、②平和島、③戸田。 センターやアウトの出番が多い関東の場がトップ3を占めており、とくにこの3場は毎年微差でトップ争いを繰り広げている。
※2024年3月時点
まず目立つのは、3桁配当が記念(SG・GⅠ・GⅡ)では少ないこと。逆にルーキーシリーズで多い。2000〜4990円のいわば“中穴”はマスターズリーグで目立つ。さらに1万円以上の“万舟券”は、記念でその比率が高い。選手の力量が接近している記念は比較的人気が割れ、逆に力量差が大きいルーキーシリーズは堅い配当が多い。
※全レースの約9割はGⅢあるいは一般戦なので、この二つの項目は近い数字となる。また「女子戦」の項目には、オールレディース戦やヴィーナスシリーズ、それにレディースチャンピオンなども含む。
レース別の払戻金分布率(%)
(集計期間:2023年3月1日〜2024年2月29日)
最近3期の級別選手数とボーダーライン勝率
※2024年3月時点
選手の数は約1600人。半年ごとに成績でクラス分けをされる。A級になると出走回数も多くなり、獲得賞金も増えてくる。さらに記念レースの多くはA1級でないと出られないので、このトップグループに入るのが選手の目標となる。
A1級は全選手の約20%で325人前後、勝率は6.20前後がボーダーラインとなる。A2級も同様に全選手の約20%で325人前後、勝率のボーダーは5.40前後となる。なお全選手の平均勝率(中央値)は、最新のランク分けにおいては807位で5.00となっている。
2024年前期・A1級選手の登録番号別選手数
※2024年3月時点
また最新期(2024年前期)における、トップクラスのA1級を登録番号別に調べたのが右の円グラフだ。4000番台前半の選手が40%近くを占めており、年齢的には30代後半から40代前半の選手が多い。体力とレース経験の上に、整備力も備えた世代といえるだろう。
さらにその次の世代である4000番台後半(20代後半から30代前半が中心)の選手が32%を占め、約1年前との比較では最も増えた層がここだ。しかし5000番台の新鋭はまだ11人とむしろ減少傾向。20代の若手にはまだまだ厳しい状況が続いている。