コラム編

舟券の買い方はその時々の人それぞれ!
でも、レース場には勝負の行方の傾向がある!
知っておくときっと役立つ情報はコレ!!

舟券の買い方はその時々の人それぞれ!
でも、レース場には勝負の行方の傾向がある!
知っておくときっと役立つ情報はコレ!!

レース場の傾向

堅い配当が多いレース場BEST3

3連単配当が990円までの『3桁配当』比率が高い(よく出る)場は、 インの強い場とほぼ重なっている。ベスト3は①徳山、②大村、③芦屋で、上位は徳山から西の場が占めている。徳山では約4分の1が3桁配当のレースとなっている。

堅い配当が多いレース場表
堅い配当が多いレース場画像

堅い配当が少ないレース場BEST3

逆に3桁配当比率が低い(あまり出ない)場のベスト3は①平和島、②江戸川、③戸田。 センターやアウトの出番が多い関東の場がトップ3を占めており、とくにこの3場は毎年微差でトップ争いを繰り広げている。

堅い配当が少ないレース場表
堅い配当が少ないレース場画像

※2024年9月時点

レース別払戻分布率

レースのグレードやシリーズ別の配当分布も知っておこう

レースのグレードやシリーズ別の配当分布も知っておこう

まず目立つのは、3桁配当が記念(SG・GⅠ・GⅡ)では少ないこと。逆にルーキーシリーズで多い。2000〜4990円のいわば“中穴”はマスターズリーグで目立つ。さらに1万円以上の“万舟券”は、記念でその比率が高い。選手の力量が接近している記念は比較的人気が割れ、逆に力量差が大きいルーキーシリーズは堅い配当が多い。

※全レースの約9割はGⅢあるいは一般戦なので、この二つの項目は近い数字となる。また「女子戦」の項目には、オールレディース戦やヴィーナスシリーズ、それにレディースチャンピオンなども含む。

レース別の払戻金分布率(%)

レース別の払戻分布表

(集計期間:2023年10月1日〜2024年9月30日)

選手と傾向

ボートレーサーの数は約1,600人。それぞれのレーサーに階級があることにも注目だよ!

ボートレーサーの数は約1,600人。それぞれのレーサーに階級があることにも注目だよ!

級別選手数割合の円グラフ

最近3期の級別選手数とボーダーライン勝率

最近3期の級別選手数とボーダーライン勝率

※2024年9月時点

ボートレーサーの数は約1600人。半年ごとに成績でクラス分けをされる。A級になると出走回数が多くなり、獲得賞金も増えてくる。さらに記念レースの多くはA1級でないと出られないので、このトップグループに入るのがレーサーたちの目標となる。

A1級は全レーサーの約20%で325人前後、勝率は6.20前後がボーダーラインとなる。A2級も同様に全レーサーの約20%で325人前後、勝率のボーダーは5.40前後となる。なお全レーサーの平均勝率は、最新のランク分けにおいては5.09となっている。

A1級選手の登録番号別選手割合の円グラフ

2024年後期・A1級選手の登録番号別選手数

A1級選手の登録番号別選手数の表
A1級選手の登録番号別選手数の表

※2024年9月時点

また最新期(2024年後期)における、トップクラスのA1級を登録番号別に調べたのが上の円グラフだ。
4000番台前半が40%以上を占めており、年齢的には30代後半から40代中盤のレーサーが多い。体力とレース経験の上に、整備力も備えた世代といえるだろう。

さらにその次の世代である4000番台後半(20代後半から30代前半が中心)の選手が32%を占め、年々増え続けている。5000番台のルーキー世代も力をつけており、前期との比較では倍増した。若手の勢いにも注目だ。